Kochi University Of Technology

高知工科大学（KUT）は、1997年に設立された、もともと私立大学でした。高知県によって創設されたKUTは、独自の卓越性を追求することにより、世界クラスの大学になることを意欲的に目指しています。日本の大学にはない革新をもたらすKUTの革新的なデザインは、大学教育の発展に大きく貢献しました。 KUTは比較的小規模でありながら、その特徴的な性格と進歩的な教育システムで強い存在感を示しています。特に、KUTでは先行してクォーター制を採用し、集中的に学ぶことができます。学生の自主性を重んじるKUTには、必修科目はありません。

2009 年、KUT は公立大学法人となった。高知県の財政支援もあり、私立大学としての経験から自立・自律運営のノウハウを身につけたKUTは、革新的な運営を行うことができました。 KUT がその地位を変更すると同時に、その組織も変化し、工学部の 5 学科が 3 校になり、13 の専門科目を提供するようになりました。今回の再設計は、時代や社会のニーズに応える学習システムの深化・拡大を目指したものです。従来の工学系カリキュラムにとらわれない革新的な未来を追求する、幅広い学びが可能なKUTの教育改革です。

「人を育てる大学」ではなく「人が育つ大学」をモットーに高等教育の最前線に立ってきたKUT。その改革の一環として、優秀な学部学生の育成を支援するため、2014年4月に「KUT Advanced Program」を開始しました。奨学金を含むこのサポートにより、潜在能力の高い学生は自分の野心を満たし、キャリア目標を達成できます。 KUT は、学部生の最適な教育のためのこのユニークなプログラムを提供する世界的なパイオニアであると考えると、むしろ喜ばしいことです。